2012年11月30日金曜日

基礎代謝をあげる?その2

先日の基礎代謝の記事の続きです。


---動物細胞の模式図---(wikipedia)

「9がミトコンドリアさん」
ミトコンドリアの活動を最大限にするにはどうしたら良いかを中医学の観点で
みていきましょう。中医学では、からだ全体を1つのシステムと考えているので
「代謝が良い」という状態は


「気」「血」「水」が絶えず全身を巡り
各臓腑の機能(システム)が活性化していること

つまり

必要なものが、体の隅々までいきわたり各組織が連携して「ぐるぐるサイクル」を
活発にまわしている状態をいいます。



【エネルギー変換をサポートするには】

1.「血」ケツの流れをよくする

末端の組織まで「血」がスムーズに流れることによって必要な栄養物質が各臓腑に
届けられるのをサポートする。

これは、ミトコンドリアが行ってくれるエネルギー生産(変換)のモトとなる物質が
届かないと活動しようにも、活動できないことを意味します。

2.老廃物を排出する

1.に関連するのですが、栄養物質が運ばれてくる道は外界と同じで掃除をしなければ
老廃物が溜まってきます。

もちろん各組織でも同じことで、代謝で「物質」は必ず異化されますので老廃物が
出てきます。溜まってしまった老廃物は細胞の活動を抑制するのでお掃除して、
効率よく働いてもらいましょうというサポートの仕方です。


3.ミトコンドリアの活動力を高める

体内のミトコンドリアは増やせば体は一週間で若返る
月刊「致知」(2011.2月号)

太田先生がおっしゃるように、ミトコンドリアの活動と生命(長寿)に関係が
深くあるのだとしたら、そもそもの各臓腑機能をパワーアップさせよう!
(more ミトコンドリア!!)という話になります(笑)


1.2はクレンジングのようなもので
3.は美容液でしょうかね。

1.2.とは違って3.は「補」つまり補うことで機能をアップさせる考え方です。
特に脾、腎の機能アップがポイントとなってきます


上記のことをふまえながら、試行錯誤しつつ基礎代謝アップのお茶ができあがりました!



これから本格的なjogger達の季節になってきますが
体調管理と応援の気持ちを込めて。


mitsueより

2012年11月27日火曜日

基礎代謝をあげる?


基礎代謝(きそたいしゃ)

google先生によると、何もせずにじっとしていても
生命活動を維持するために生体で自動的に行われている
活動で必要なエネルギーのことらしいのですが
近年言われている、基礎代謝をあげて太りにくい体に!とは
どういうことなんでしょうか?

人間が1日で消費するエネルギーの割合はざっと
下のグラフのような感じです↓↓



基礎代謝量は女性で約1200cal,男性で約1500calと言われていて
そのうちの40%が筋肉で消費されます。
その他の60%は、脳や消化器、循環器など、
どうやって消費量を増やすの??という部分ですので

「運動をして筋肉をつけて基礎代謝量をUP!」
というのは、ごもっともな話でです。

それに連動して、赤い部分の「身体活動代謝量」も
UPしますので、総じて脂肪の蓄積量が減り、
太りにくい体になるということです。


ここで、何となくわかるような、わからないような
疑問が出てきます(笑)

筋肉以外の60%には何もアプローチできないの?
暑さや冷えが、代謝量に関係するのは何故?
年齢と基礎代謝の低下は筋肉量だけが問題なの?

もう少しmicroで考えてみましょう。

代謝とは、生体内で行われる物質の化学変化のことで
外界から摂取した物質が分解、合成されて自己構成物質に同化され
エネルギーや老廃物として異化され体外に排出されることを言います。




(wikipediaから抜粋)

細胞(主にミトコンドリアさん)は「適度な環境化(37℃前後)」で
体の必要なエネルギー生産(消費)を行ってくれているので、
このミトコンドリアさんに「ぐるぐるサイクル」をまわしてもらって
活動促進して頂くことが、代謝UPに繋がります。

しかし、ミトコンドリアさんは加齢とともに全体量が減り
質の悪い細胞が増えていくと言われています。
(卵子で似たような話がありましたね。。怖いーー)

日本医科大学の成田教授はミトコンドリアと
若返りについてお話されていますが、
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20110118.html


細胞のエネルギー変換の効率を下げなければ
老化(代謝を下げる)を防ぐ事が理論上可能なので

さーどうやってミトコンドリアをいきいきさせる?
といろいろ考えられている訳です。

成田先生の著書には
片足だちしたり、寒い中運動したり
プチ断食、、等々、素晴しい案が沢山あるのですが

ダラだら子の私としては、中医学、漢方でなんとか
ならんのか、、と楽な方、楽な方を探しており、
そんな中、試行錯誤のお茶づくりをすすめています(笑)


mitsueより

2012年11月19日月曜日

いつかミランダ•カーになれる日


ダークオリーブのメッシュをたくさん入れてみました。
(写真では色がわかりにくいけれど)
カラーとメッシュで艶とボリューム、
そして立体感を出す技術があるらしく
感動ものでした!!


大阪でずっとお世話になっていた美容師さんに
東京に行ったら絶対一度は行きなさいと言われた
美容室。

カキモトアームズ。

ここで★★★トップカラーリストさんに
カラーリングしてもらいなさい。
新しい発見が必ずあるから、と。


カットは、○○○でして、カラーは●●●でする‥‥
髪のスタイリングを別々のお店でするなんて発想が
まずなかったし、カラーリストなんて職業が
世の中に存在することさえも知らなかったので
このアドバイスは衝撃的でした。


ただでさえ、日本の美容師さんの技術は
世界トップレベルだと聞くのに
その中心の東京で「カラー」と言えばココ!なんて所に
行ってみない訳にはいきません(笑)


とはいえ、指名のお電話するだけでも
緊張しちゃいましたけどね。
完全におのぼりさんになっていたと思うのですが(笑)
本当にいろいろ勉強させて頂きました。


担当してくださったのは、最近ロンドンから戻られた方で
技術もさることながら、持ってらっしゃる雰囲気が
自由と開放感に溢れていて何だか
「全部お任せます」とお願いしたくなる
素敵な女性した。


どうしてカラーリストの道にすすんだんですか?
カラーで一番難しいのって何ですか?
カラーでどこまで表現できるんですか?

等々、少々前のめりで聞き過ぎじゃないか(笑)という質問にも
自らの仕事に込める気持ちが、さらっと伝わる回答が返ってきて
仕上がりの満足だけでなく、思い出すだけで「きゅん」とする
時間を過ごせました。


髪を切ることがメインとも言える美容師さんたちの中で
一切髪を切らず、カラーのみで10数年勝負してきたって
どう思いますか?

日本にまだカラーリストという職業自体が存在しない時代、
美容師になってこれからたくさん技術を身につけて
憧れのスタイリストに!なんて夢いっぱいの時に

突然オーナーに
「カラー専門でやるスタイリストをやってみないか?
 駄目だったら一緒に死んでくれるか?」

その道、チャレンジできますかね?(笑)

でも、
何かを極めるってそういうことなんでしょうね。


日本人と外国人の髪の違いについて話している時
彼女が言い放った

「日本の女性だってミランダ•カーになれるし、
 私がするわよ♡」

私、付いていきます!!
この「志(こころざし)」の高さに惚れてしいました。

何とも心強いというか、
全女性の味方ですーー(><)!!


私は、ここまで高い意識を持って
仕事ができているのだろうか。

体の内側からミランダ•カーはつくれるのだろうか。
あの透明感とお肌の張り、、そしてあの
プロポーション。。

できるはず、というか、つくりだすのよ。
そんな女性を一人でも送り出せますように。

mitsueより


2012年11月10日土曜日

NO spectators!


ネット中毒者から完全に帰還した11月を迎えまして。

こちらに来てからというもの
1日、1日があっ!という間に過ぎていき
今年もあと2ヶ月を切ったということが
信じられません。。


今週は、シンガポールの衝撃的な教育事情を聞いて
不思議だった「眼鏡っ子率」の謎が解け
なんだか、妙に興奮しています(笑)


内容はというと、小学校4年生の時に受ける選抜試験で
その子の将来が、ほぼほぼ決定するらしく
そこで選ばれなければ大学進学はできず(進学率20%前後。。)
もちろん人生の敗者復活なんてものはないらしいのです。
※お金持ちの家庭は海外の大学入学の可能性もあるようですが♡


それだけ厳しい現実を小さい時に体験していたら
優秀でメンタルも強いエリートが輩出されていくのは
当然ですよね。


そりゃ、あの眼鏡っ子率、半端ないわけだわ。
、、、納得。


最近は、知り合いの中でも子育てはシンガポールとか
いいんじゃない?なんて言ってる人たちが増えてきているのを
実感しているので「人材が唯一の資源」と掲げている
あの国の教育熱心な施策は現段階で成功していて
歴史的背景を含めて本当に関心します。
(兵役はまだあるのかしら?)


先進国(成熟国?)の日本に産まれたことが
これからの子供たちのサバイブしていく力を
奪っていきませんように。


環境を変えるというのは、
やっぱり影響が大きいなと思うのですが、
悲観的ではなく、私自身、東京に来て
危機感を、ものすごく感じるようになりました。


日系企業を多国籍企業への転職の第一ステップとして
考える優秀なアジア人たちを目の当たりにし、
(実際、20代でdirectorで招かれるとかありえる
話で、、笑)

頭も尋常じゃなく賢いんでしょうけど、
ステップアップの最短の道を知っているというのも
抜け目なくあっぱれ!!流石です!
そういうのは嫌いじゃないです(笑)

そんな新時代のエリートさんたちが、
世界各地にうじゃうじゃ。
さぞ世の中を合理的、効率化して下さって
世界の構図を変えていかれるのでしょうね。


この先、世界がフラットになった時
どんな未来が待っているんだろう?


きっと私達の世代は、
10年いや、もっと早くかしら?
激動の「世界史」「日本史」を待ったなしで
体験していくことになるけど

『NO Spectators!』

傍観者にはならず、
そのうねりに乗って楽しみたいと思うのです。



一身にして二生を経るが如く
一人にして両身あるが如し
(福沢諭吉)

江戸時代→明治時代、大きな二つの時代を生きた
諭吉さんの有名な言葉ですが
人生の転機がやってくる度に思い出します。
(薄学ですので、諭吉さんの真の意はわかりませんが)


二生、ではなく三生も四生も味わいたい。
次の生に進むには多くの大切なものを失ったり
置いてくることになるのだけれども
それでも、新しい生を楽しみたい。
これは、性分だな。


mitsueより