2012年11月10日土曜日

NO spectators!


ネット中毒者から完全に帰還した11月を迎えまして。

こちらに来てからというもの
1日、1日があっ!という間に過ぎていき
今年もあと2ヶ月を切ったということが
信じられません。。


今週は、シンガポールの衝撃的な教育事情を聞いて
不思議だった「眼鏡っ子率」の謎が解け
なんだか、妙に興奮しています(笑)


内容はというと、小学校4年生の時に受ける選抜試験で
その子の将来が、ほぼほぼ決定するらしく
そこで選ばれなければ大学進学はできず(進学率20%前後。。)
もちろん人生の敗者復活なんてものはないらしいのです。
※お金持ちの家庭は海外の大学入学の可能性もあるようですが♡


それだけ厳しい現実を小さい時に体験していたら
優秀でメンタルも強いエリートが輩出されていくのは
当然ですよね。


そりゃ、あの眼鏡っ子率、半端ないわけだわ。
、、、納得。


最近は、知り合いの中でも子育てはシンガポールとか
いいんじゃない?なんて言ってる人たちが増えてきているのを
実感しているので「人材が唯一の資源」と掲げている
あの国の教育熱心な施策は現段階で成功していて
歴史的背景を含めて本当に関心します。
(兵役はまだあるのかしら?)


先進国(成熟国?)の日本に産まれたことが
これからの子供たちのサバイブしていく力を
奪っていきませんように。


環境を変えるというのは、
やっぱり影響が大きいなと思うのですが、
悲観的ではなく、私自身、東京に来て
危機感を、ものすごく感じるようになりました。


日系企業を多国籍企業への転職の第一ステップとして
考える優秀なアジア人たちを目の当たりにし、
(実際、20代でdirectorで招かれるとかありえる
話で、、笑)

頭も尋常じゃなく賢いんでしょうけど、
ステップアップの最短の道を知っているというのも
抜け目なくあっぱれ!!流石です!
そういうのは嫌いじゃないです(笑)

そんな新時代のエリートさんたちが、
世界各地にうじゃうじゃ。
さぞ世の中を合理的、効率化して下さって
世界の構図を変えていかれるのでしょうね。


この先、世界がフラットになった時
どんな未来が待っているんだろう?


きっと私達の世代は、
10年いや、もっと早くかしら?
激動の「世界史」「日本史」を待ったなしで
体験していくことになるけど

『NO Spectators!』

傍観者にはならず、
そのうねりに乗って楽しみたいと思うのです。



一身にして二生を経るが如く
一人にして両身あるが如し
(福沢諭吉)

江戸時代→明治時代、大きな二つの時代を生きた
諭吉さんの有名な言葉ですが
人生の転機がやってくる度に思い出します。
(薄学ですので、諭吉さんの真の意はわかりませんが)


二生、ではなく三生も四生も味わいたい。
次の生に進むには多くの大切なものを失ったり
置いてくることになるのだけれども
それでも、新しい生を楽しみたい。
これは、性分だな。


mitsueより

0 件のコメント:

コメントを投稿