2012年1月25日水曜日

花粉症を漢方でなおす 〜その2〜

西洋医学と中医学の大きな違いのひとつに
診断のポイントがります。

西洋医学が「病気」を診ることに重点を置くのに対して
中医学は「患者さんの体質と病気の関係」を診ます。

たとえば花粉症ひとつにしても、
各人が持っている体質が違うので
治療方法や用いる漢方が変わってきます。

漢方がオーダーメイド治療と呼ばれる所以です。

●体は強い方なのか? 
●痩せ身?ぽっちゃりしている?
●肌の状態はどう?
●暑がりなのか、寒がりなのか?
●胃腸はどう?性格/精神状態はどう?
・・・・・etc

↑  ↑  ↑
  自分の体質のことを、ちゃんと知ってる人って
  少ないんですよね。
  若い間は、その人が生まれもっている部分が
  大きいんですけど、年齢を重ねると
  その人の食生活とかライフスタイルでかなり
  変化していきます。


上記のような現在の患者さんの体質を知った上で
体の何処のバランスを崩して病気を
発症しているのかを見極めます。

治療は2つの柱で考えていきます。

1.「まずは症状を緩和させる」
2.「花粉症を発症してしまう体質から、しない体質への改善」

2つ目の体質が改善して「根治」が成功し
はじめて完治するわけです。

根治は個人差がありますが、時間的なことで言うと

長年かけて体のバランスを崩された方は
長期間の立て直しの時間が必要ですし、
体の奥深いところまで影響受けてない方は
比較的短期間で済むことが多いです。

生活のQOLが極度に落ちる花粉症ですから
人生の早い時期に体質改善できる場合は
改善していきましょう!

西洋医学でもそうですが、アレルギー類は
早めの治療が功を奏します。

早めに!早めに!

mitsueより


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