卵子の凍結保存についてやっていたみたいですね。
気になるポイントは「未婚女性」が
将来の妊娠に備えて保存をするということ。
既婚者でART(高度生殖医療)を使った不妊治療をしている人のほとんどは
卵子(受精卵)凍結をしているので、特別なことではありません。
漢方相談で来られるお客様とも
「採卵した卵の状態良くて、たくさんとれたの〜♫今回は凍結することにしたわ。」
などと言った会話はごく日常です。
ただ、このことが、未婚となると話が変わってくるようで
日本では、一応、、、
未婚女性の卵子凍結については認められていません。
(ただし、がん治療など病気があった場合は除く)
技術はあるけど、法的整備、ガイドラインが追いついていないという
いつもの、いつもの、日本のお家芸です。
まだ、私が独身だった20代のころ、仕事で知りあった女医さんたち何人もに
卵子凍結を勧められたのを覚えています。
卵子凍結を勧められたのを覚えています。
●「私があなたの年齢だったら、絶対凍結するよ〜」
●「私、凍結中よ(笑)」
その時は、卵子が老化することも知らなかったし、20代のあの頃に
子供をつくるということなんか想像できなかったので、
先生たちが「卵子凍結」を何故あんなに推してくるのか全くわかりませんでした。
子供をつくるということなんか想像できなかったので、
先生たちが「卵子凍結」を何故あんなに推してくるのか全くわかりませんでした。
表には出てきていないものの、日本でも
情報アンテナを張り巡らせている独身女性のある一定数は
既に、卵子凍結していたりするんでしょうね。
「卵子凍結」をすることで女性は結婚、出産、キャリアなどの
イベントについてこれまで以上に選択肢の自由が増えます。
科学技術の恩恵を受けることで、ますます、生きることや、
人生について悩み、考えさせられながら、世の中は変化していきます。
最低限の倫理と命の尊厳を尊重しつつ、多様性に溢れる
世の中になれば良いなーと思います。
お仕事的には、卵子凍結(未受精卵)その後の着床、流産、
卵巣機能の低下の関連性、年齢別の妊娠成功率を確認したいところです。
漢方との併用データではアメリカと言えどもまだまだだろうし。
mitsueより
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