2012年1月28日土曜日

体を冷やす食べ物との付き合い方

「冷たい食べものは体を冷やすから、
 温かいものをたべましょう。」

「お水は常温で飲みましょう。」

と耳にするようになって久しいですが 
体を冷やす食べものとは何を指しているのでしょう?
また、体を冷やすものは体によくないのでしょうか?

仮に、有害だったとしてもお風呂上がりの

アイスだけはやめられません、、が(笑)


1、体を冷やすものとは?

薬膳での考え方では2つあります。

1、物理的に温度が低いもの
2、食材が持っている「性質」が涼、寒のもの

2、の食材の性質を詳しく知っている現代人は
少ないと思うのですが、昔から受け継がれてきた
食生活の中には私たちが意識せずとも、
その性質を利用しているケースが多々あります。

例えば、冷や奴を食べる際に生姜やネギを
薬味として使用しますが、これらが温性の作用をもつ為
体を冷やし過ぎないようにしてくれています。

また、主食であるお米はその性質が「平」で
温めすぎることもなく、冷やしすぎることもないので
毎日食べるには最適な食べ物だということが言えます。

2、冷たいものは食べない方がいいのか?

→冷たいものでも、体が欲しいと思ったものを
 食べたらいいんです。
 どちらでも構わない時は「温かいもの」を
 食べる事をおすすめします。


体は通常、自分の必要としているものについて
きちんとサインを出すものです。

真夏にお鍋をつつきたくないように
体が熱っぽい人からも
「温かいもの」を食べなさい!と言う様な
サインは出ないはずです。

どちらでもない時に「温かいもの」をおすすめするのは
健康な体をつくるための栄養分を効率よく吸収させるからです。

冷えた食べものは、消化器官を冷やすので
その働きが低下してしまいます。

中医学では、飲食からのエネルギーを
吸収する機能が落ちた状態で長くいると、
体全体に栄養分が十分に行き渡らず、
どこかに不調がでてくると考えられています。


熱性にも、寒性にも傾かず、
バランス良い食事で健康を
つくっていきましょう!

mitsueより

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