2012年2月5日日曜日

花粉症を漢方でなおす 〜その3〜


「毎年花粉症で困っているのだけど漢方で何かいいのない?」

よく頂戴するご質問です。

「花粉症には◯◯です」

と決まったお薬をすぐにお渡しができたら、
患者さんの時間もとらせないし、わかりやすいし、
どれだけ便利なんだろうと、いつも思います。

こういう時、「病気」を診るというアプローチをもつ
西洋医学のメリットを大いに感じますし、
これだけ発展した理由もよくわかります。

それに加え、西洋薬は安価で享受できますから、
コスト面も考慮して患者さんに漢方薬の
お話をしなければなりません。

日本は世界でも稀にみる、
西洋医学も東洋医学もどちらも選択できる国で、
その医療体制は非常に素晴らしく
お互いカバーできない部分を
補完し合うことが可能になっています。


その中で一番重要なことは、
患者さんの治療における優先順位です。

●コスト
●効果がでるまでのスピード
●対症療法 or 根本治療
●副作用   etc


いくつかある選択肢の中、花粉症を漢方薬で
治したいと考える方は、

●西洋薬の副作用(眠気、口渇etc)が
  気になってのみたくない
●花粉症にならないよう体質改善したい

を重視している人が多いと思います。

この2つをかなえる為にまずして頂きたいのは
信頼できる漢方医、漢方薬局を探すところから
はじめて下さい。体質改善については、
正確な診断が下せてないと
なかなか良い方向に向かいません。


次回は、
漢方医、漢方薬局探しについてUPします。



mitsueより




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