2013年6月24日月曜日

10人の泥棒たち 〜映画の平均上映期間って?〜

(画像:オフィシャルサイトより)

観に行ってきました〜♫
特に韓国ドラマにハマった人ではないのですが、

★封切初日、韓国映画史上最高のオープニングスコア新記録を達成
★『グエムル-漢江の怪物』後、6年ぶりに最大観客数を記録

お隣の国でそんなに盛り上がったと聞けば、どんな映画か一度観てみたいと、
完全なるミーハーです。

一番気になったのが上映期間が2週間限定ということ。
この数字を大々的に打ち出していたのですが、全体の映画公開期間から考えると
2週間は長いのでしょうか。短いのでしょうか。
ふと疑問に思いました。

Google先生によると、映画の上映期間は(1週間〜(ロングラン)1年以上)
映画館側と配給会社側が相談の上決定するそうです。

人気のないものでも最低1週間は上映されるのですが、人気があればその分
延長されるというわかりやすい需要と供給の原理が働いている市場なのだそうです。
(※ちなみに上映を開始した映画館でのロングランヒット映画の歴代1位は
「不都合な真実」だそうで、ニューシネマ•パラダイスではないんですね!驚き!)


もうちょっと調べてみると張永祺さん(東京大学大学院生)が出されていた論文が
面白かったのでデータを抜粋させて頂きました。

2011年6月25日〜2012年7月27日
データサンプル数(全タイトル)390
日本で公開された映画の上映期間の平均は6.16週(洋画は6.20)とあります。
これらは、上映期間が3週間以下の作品を除いたデータで、そこそこ観られてる映画の
平均はこれぐらいだそうです。(分析対象サンプル282)

じゃあ3週間以下の作品数ってどれくらいあるの?って話だけど、
なんと、59タイトル

つまり全体の15%ぐらいの作品は上映期間が短いってことなんですね(笑)
その上、通常の映画のほとんどが封切りされた数週間後、スクリーン数が激減し
興行は公開期間の初期段階に集中する、とあります。

2週間という数字は短いなーとは思ったものの、興行が初期段階に集中するのであれば
非常に妥当性のあるものなのかもしれません。

実際、ぴあが新作映画の公開初日に、映画館前でアンケートを実施している
満足度ランキングは1位をとったものの興行通信社が提供している興行成績の
ランキングには10位以内に入っていませんでした。


マーケティングとしてはあってるかもしれない(笑)す、す、すごい。

韓国ではDVDが2013年1月に発売されているみたいなので、日本でもそろそろでしょうか。
そっちが売れそうですよね(笑)
勉強になりました。はい。

肝心の内容ですが、アクションあり、サスペンスあり、ラブストーリーもあり
盛りだくさんの内容で、展開も早く、すっきりとした面白さがありました。
何より、キム•ヘスさんの42歳は綺麗すぎる〜♡
この感じ↓↓私もこういうのなれますかね(泣)



mitsueより

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